令和2年2月9日に松本市にあるキッセイコムテック株式会社で、「健康姿勢指導士」の研修会を開催しました。
今回のテーマは
姿勢の改善を通じて、こどもの未来を考える
そのため、参加者は、理学療法士、健康運動指導士、トレーナー、インストラクターだけでなく、学校の先生も参加してくださいました!
普段私たちがこどもたちと接する以上に、学校の先生はこどもたちの姿勢を目にすることがあり、「姿勢の悪さが気になる」という声が多くありました。
そのため、今回の研修では、未来を担うこどもたちの姿勢について考える1日となりました。
『第1部』
テーマ:成長期の運動器スポーツ障害
講師:相澤 充 医師(柳澤クリニック分院 院長 整形外科)
運動器検診の始まりから、その検診で見ることができる結果や傾向について、そして、成長期に起こるスポーツ障害について講義がありました。
『第2部』
テーマ:姿勢の理論&改善技術
講師:加藤 弘貴(当法人代表理事 理学療法士)
姿勢が与える体や脳、循環器等への影響、学校で実際に起こっている現状について講義があり、参加者がペアになって姿勢不良を改善する体操を低学年と高学年に分けて、実際に体験しました。
『第3部』
テーマ:身体計測の意義と実際
講師:中村 崇 先生(一般社団法人健康福祉広域支援協会代表 理学療法士・健康運動指導士)
運動器検診の実際(現場)、教育現場での介入方法、そしてキッセイコムテック株式会社と中村崇先生が共同で開発された「ShiseiCam」を用いて、実際に測定をし合い、使い方やフィードバック方法などを体験していました。
参加者の声(一部)
・現場では姿勢が悪いということはわかっているが、どのように伝えていいのかわからなかったが、ShiseiCamを使って目の前でフィードバックする方が本人・保護者に伝わりやすいと感じた。
・学校だけでなく、部活やチームの中でも使っていきたい。
これまでは、専門職のみの参加でしたが、今回は学校の先生も参加されており、今後学校、教諭、専門家との連携が図れるきっかけとなった会でした。
今後も各地で広めていけるようにしていきたいと思います!